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【言葉のほうを疑ってみる その①】


今季ドラマ「舟を編む」フィーバーが続いている別府です。

毎回、泣きます。


心の弱さを突かれるようで切ないのです。



先日観た2話、

第4話は辞書図版イラスト担当の父子の話。

第5話は母子の言葉のかけ違いの話。



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親の愛。

言葉は気持ちを表すが、また言葉も万能ではない。

言葉にならない愛もある。

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どうも、親子ものに弱いようです。

1話ずつ投稿したいとおもいます。



第4話 あらすじ

辞書編集は長い期間で行われるので先代の図版イラストレーターが亡くなっており、息子さんに図版修正をお願いすることに。

父の仕事を軽んじる、父と同じイラストレーターの息子。

安くて小さいこだわりのないイラストを描いて父の仕事を尊敬していなかった。

でも実はこだわりがないことがこだわりで丁寧な仕事をしていた。

小さなこだわりはいくつかの赤ちゃんの図版でこだわって息子の天パで描いていた事実。

息子は父の愛を知り涙する。


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自分自身、子供を3人育てていても人としてダメなところもたくさんある。



大きな野望とか目標とか大事とわかりつつ、家事育児と並行して同世代男性や独身の頃に比べたら長時間働くことは私には出来ない。限られた時間の中で日々小さな仕事をコツコツするだけで子供たちに誇れるような仕事をしているとはあまり思えない。



でも、娘が描く漫画や塗り絵の色彩感覚(写真は娘の塗り絵)


たまに子供の発表に「お母さんに勧められて見た〇〇が〜」という風に、こんな私でもDNAや小さな事柄だけでも子供に残しているようで。





言葉も大事。

でも言葉以外も大事。


映像ディレクターとして映像に言葉を残す仕事をしているので、これからも日々を大事に生きたいと思います。

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