創作文学の受賞作「はとや歯科のハト時計」、動画の読み聞かせナレーション収録で演出を担当しました!📖✨
こちらのYouTubeチャンネルは、福岡の老舗MAスタジオ「九州録音センター」さんが運営。
私もいつもテレビショッピングなどの収録で大変お世話になっているスタジオです。
声を収録するのに演出?読むだけじゃないの?
と思われるかもしれませんが、意図した仕上がりにするために全体のトーンを統一するべくキャラクターを読み分けてもらったりタイミングやイントネーションなどを指示します。
自分の声は、発声している時は自分の話し方を客観的にはわかりにくいですよね。
そこを一緒に相談しながら調整するという作業です。
映像があまりないぶん、声色とセリフでキャラクターを演じ分けます。
しかも「ポッポー」という鳩時計の鳴き声で、鳩時計の気分を表現するというなかなか珍しい体験で私も演出していて楽しかったです。
私も子供が3人いて読み聞かせなどをしますが、子供の興味を惹き続けるのは意外と難しいもの。
年齢によって物語の合う長短があり、言葉もわかる言葉、音の面白みだけで楽しむ赤ちゃんなど文章の違いもあります。
読む早さ、強調の仕方なども気をつけて。でも声は気持ちが乗るので安心感があるリラックスした気持ちで読む必要があるなど、実は色々と心を込めるポイントがあります。
今回女性の監督をご希望ということで参加させていただきました。
以前は住宅展示場の家族向けアニメーション動画の演出も担当しました。
いつも大切にしているのは「視聴者の状況と気持ち」。
今回は、寝かしつけなどしながらでも、物語の歯医者さんにいるような気持ちになれるように色々と工夫しました。
今回は創作童話の読み聞かせなので映像はおまけ的な役割ですが、VPなど映像がメインの動画では動画とのタイミングや動画内のインタビュー音声、BGM、効果音とのタイミングとバランスを取りながら収録するという専門的な知識と技術が求められます。
私は動画は音が半分、とても大切な要素だと思っています。
今後もこうした家族向け・子供向けの動画演出を大切にしていきたいと思っています。
もしご相談があれば、まずはお気軽にお問い合わせください✨